2007年03月29日

蟲師

musisi1.jpg「蟲を感じたらお知らせください。」

「精霊でもない、幽霊でもない。物の怪でもない。でも、この世に溢れている。」

100年前、日本の自然界には「蟲」と呼ばれる妖しき生きものがいた。
それは時に人間にとりつき、奇妙な自然現象をひき起こす。
そして、その命の源を探り、人々を癒す能力を持つ者は「蟲師」と呼ばれた。



一言で言ったら、良く分からない映画でした。
独特の世界観と独創的な内容で他とは違う作品になっているのはよく分かりますが、見ている私の頭の上に、「?」マークがポヨン、ポヨンと出てきました。
私が分からないということは、隣で見ている人に聞いても、やっぱり分からないみたいで・・・

と、いうことで、原作コミック「蟲師」をとりあえず6巻まで一気読み。
漫画は一話完結でなかなか面白かったです。よくこのようなストーリーが思いつくなと感心しました。
原作を知らないと映画だけでは、消化不良になってしまうかもと思いました。

musisi2.jpg

さて、映画ですが、昔の日本というだけあって、ホラー映画ではないのですが、なんだか次に恐いものが出てくるんじゃないかと思ってドキドキしてしまいました。私だけでしょうか?

そして緑深い山の自然があふれていて、とても綺麗でした。
蟲もなんだか気持ちの悪いものから、幻想的で綺麗なものまでいろいろありました。

そんな人には見えない蟲がギンコ(オダギリジョー)には見えてるなんてすごいですよね。
(菌が肉眼で見える沢木くんと一緒か。)

森や湖があふれている日本の山には、本当にそんな神秘的な世界があるんじゃないかと思わせてくれるところがすごいと思いました。

さて、では原作の続きをまた読もうかしら。


「蟲師」オフィシャル・サイト
http://www.mushishi-movie.jp


出演: オダギリジョー/大森南朋/蒼井優/江角マキコ
ニックネーム ポーク姫 at 15:59| Comment(2) | TrackBack(1) | 邦画

2007年03月23日

ポイント45

point452.jpg「女の武器は45口径より危険」

N.Y.の吹き溜まり「ヘルズキッチン」に住むアルと情婦のキャットは拳銃の密売を行って暮らしていた。
だがアルはキャットに暴力を奮うようになった。キャットは友人たちを利用し、アルに復讐を仕掛ける。


一見、ドロドロの内容に感じましたが、内容はこれといって・・・という感じです。
まあ簡単に女の武器を利用した復讐劇です。

見終わってもどうもすっきりしない感じ。
キャットが頭の良い女性となっているのなら、もっと心理的にもゾクゾクするような復讐の方が良かったです。

主役のミラ・ジョヴォヴィッチは存在感があってすごかったです。
アルの暴力シーンなんかはキャットの鳴き声が響いて、かなり恐かったです・・・。

女の武器はすごいですが、題名にもなっているポイント45の銃をもっと利用したサスペンス風の方が良かったかもしれません。
デートで見に行くなのらかなり厳しいかな。



「ポイント45」オフィシャル・サイト
http://www.point45.jp


出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/アンガス・マクファーデン/スティーブン・ドーフ
ニックネーム ポーク姫 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

2007年03月12日

サン・ジャックへの道

saintjacques1.jpg 「人生って捨てたもんじゃない。」
「靴のかかとが減った分、幸せになれる。」

母親の遺産相続の条件である聖地サンディアゴ(サンジャック)まで、1500kmの巡礼の旅に渋々向かった3兄弟が珍道中を繰り広げるヒューマンドラマ。


遺産欲しさに1500kmも歩くはめになった3兄弟が、次第に心通わせるという予想通りの展開でしたが、これがまたなかなか楽しめました。

簡単に言えば、映画「夜のピクニック」のフランス版。
夜ピクは甘酸っぱい高校生の青春ストーリーでしたが、サンジャックは大人のピクニック。しかも訳ありな人生を持つ人がこうも集まったか・・・と思う様な個性的な面々で巡礼の旅に出ます。

フランスからスペインのサンディアゴまでぶらり1500kmの巡礼路なんですが、道のりを案内するガイドさんもついてて、ひたすら歩き続けます。
途中いろんなエピソードがあって、フランスのこじゃれた笑いが伝わってきました。

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もちろん鋪装された道なんてないから、靴底も減るし、急勾配で腰も痛くなります。でも歩いてる道のりの景色がとっても綺麗でした。スペインの大聖堂もステキだったし。まあ私は座って見ているだけですから。

最初は景色も感じる間もなくいがみあってた人々ですが、次第に参加者9人がひとつになっていきます。

自分の限界を超えた時に、目先の利益よりも、本当に大事なものに気付くのではないでしょうか・・・と教えられたような気がしました。
ゴールの先にはそれぞれの人生の再出発があって、とっても心が暖まりました。



「サンジャックへの道」オフィシャル・サイト
http://www.saintjacques.jp/

出演:ミュリエル・ロバン/アルチュス・ド・パンゲルン/ジャン=ピエール・ダルッサン
ニックネーム ポーク姫 at 14:11| Comment(0) | TrackBack(2) | 洋画

2007年03月09日

キトキト!

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「母ちゃんって、不死身なんだと思ってたー」

「ぶつかりあっても離れても、それでも家族はやっぱり家族。何があっても、母ちゃんはボクらの味方だった。」


富山県高岡市。”スーパー智子ちゃん”こと斎藤智子は、女手ひとつで二人の子供を育て上げた肝っ玉母ちゃん。
娘は駆け落ちして家を出たまま、息子は特攻服でバイクにまたがるやんちゃぶり。
息子・優介は目的もないまま、上京を決意する。母親に見送られながら東京に行ったのだが・・・。


映画タイトルの「キトキト」とは富山では「生きがいい」という意味らしいです。
大竹しのぶ演じる、明るくて強い肝っ玉母ちゃんが見ていて気持ちのいい映画でした。

型破りな母親と子供たちの暖かい絆が、現実になさそうでありそうな・・・ありそうでなさそうな・・・(どっちか分からんけど)心に伝わってきました。

東京タワー(オカンと..)を見ていても思ったのですが、母親の子供に対する愛は、見返りを求めない無賞の愛だなと思いました。

しかもこのスーパー智子ちゃんは、行動力がものすごいあるんです。
タクシーの運転手をやったり、念願だったスナックを開業したり、息子・優介の上京先東京まで乗り込んでいってしまうのがすごかったです。

優介は何の目的もなく東京に来てしまったもんだから、ホストなんてやってますが、そこに現れてまわりをびっくりさせます。
結局ステージで「ウーマン」を歌うシーンがあったのですが、そこが私のお気に入りのシーンになりました。

・・・とここで映画が終わるのかぃと思っていたら、まだ続きがありました。
なんだか途中間延びしたような印象を受けました・・。

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親と毎日一緒に暮らしていると、親のありがたさなんて気付かないこともあると思います。
でも離れて暮らしてみて、改めて気付くこともありますよね。

一人暮らしをしている息子に、たくさん必要なものを段ボールにつめて送っている母親をみて、なんかしみじみと感じてしまいました・・・。
私もよく送ってもらったなぁーって。自分で近くのスーパーで買えるようなものまで、あれやこれやと頂きました。

とにかく映画を見て、親孝行をしよう、と思いました。そしてそんな強い母親になりたいな、と思いました。


「キトキト!」オフィシャル・サイト
http://www.kitokito-movie.com/


出演:石田卓也/大竹しのぶ/平山あや/尾上寛之/伊藤歩/光石研/井川比佐志
ニックネーム ポーク姫 at 17:25| Comment(2) | TrackBack(1) | 邦画

2007年03月07日

バッテリー

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「いまだからこそ、できることがある。」

才能に恵まれた天才的な中学生ピッチャーが、野球を通じて、家族や友人との関係を築き上げていく青春ストーリー。



原田巧(林遣都)は、岡山県に家族で引っ越してきた。巧は、才能に恵まれたピッチャーだが、他人を寄せつけない孤独な一面を持っていた。家族も病弱な弟を大切にするあまり、巧との間に微妙な距離を置いてしまう。

そんな巧の前に同級生・永倉豪(山田健太)が現れる。豪は巧とバッテリーを組むことを熱望する。
次第に豪との絆を深めていくのだが、やがて二人の技術の格差が生じ、バッテリー解消を口にする豪。だがそれを聞いた病弱な弟・青波(鎗田晟裕)が必死で止めるのだが・・・


ピッチャーとキャッチャーの信頼関係に焦点をあてて作った野球映画です。野球といっても、大切な家族や友人との絆が描かれていて、とても爽やかな感じの内容でした。
あさのあつこのベストセラー小説が原作ですが、私は読んでいないので、是非読んでみたくなりました。

主人公は新人の俳優さん。オーディションで選ばれただけあって、すごく合っていたと思います。
キリッとしててかっこよかったし、孤独で影のある部分が出ていました。

ですが!私はキャッチャー役の豪(山田健太)くんが良かったです。特にあの笑顔が。
あの笑顔で「ドンマイッ」と肩をたたかれたら、「エヘヘ・・」となってしまいそうです。

微妙な年頃で親にも反発してしまう中学生ですが、野球を通して、家族や友人とつながっていくのが感じられてとても心に残りました。
とにかく青春っていいなぁ〜と思う映画です。原作を読めば、もうちょっと細かい描写も共感できるかなと期待しています。

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病弱な弟ばかりをかまう母親がいるだけに、孤独な影を持つ巧。そして野球に絶大な自信があるだけに、まっすぐに自分の主張を通す巧。
実はそんな人って近寄りがたいけど、ほっとけないタイプですよね。

だからクラスメートの女の子・繭も巧に引かれていくし、キャッチャーも豪もありのままの巧を受け止めようと必死で頑張る。
そんな姿がとっても微笑ましいのです〜。

家族や友人の間では、誰でも衝突などの山あり谷ありがあると思います。
でも、そんな時に意地を張って逃げていてばかりでは、同じ事の繰り返しです。
大切な友達、母親、父親に対して思いやりのある言葉、そして本音を言う勇気が必要だな・・・と改めて思いました。

そこで、今回のバッテリーでは、病気がちの弟が重要な役割を果たしているなと思いました。
キャッチャーの豪と両親への橋渡しを一生懸命行います。
うーん。お兄ちゃんへの愛があふれていますね...。

今回が映画初の林遣都くん。今後の活躍に期待しています。


「バッテリー」オフィシャル・サイト
http://www.bt-movie.jp


出演:林遣都/山田健太/荻原聖人/天海祐希/岸谷五郎/菅原文太
ニックネーム ポーク姫 at 19:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 邦画

2007年03月05日

蒼き狼 地果て海尽きるまで

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「史上最大の帝国を築いた男。チンギス・ハーン」

「私は、あなたの息子として死ねるでしょうか?」



森村誠一原作の小説に、モンゴル建国の英雄チンギス・ハーンの生涯を描く歴史ドラマです。

戦いのシーンなどは、全部CGかと思ってみていましたが、2万7千人のエキストラを動員して撮影していたみたいです。すごいですね〜。知らずに「どうせCGでしょ。」と思って見ていて、後から知ったのでびっくりしました。

内容はともかく、この手の映画は家でDVDで見るより、映画館で見た方が迫力があってすごいです。
音楽もそうですが、モンゴルの平原を馬の大群が地響きを上げて、ドドドド〜ッと近付いてくる音なんか臨場感あって良かったです。

チンギス(テムジン)の生涯を描いた映画だからしょうがないとは思いますが、2時間ちょっとで年月がグォ〜ッと過ぎていくので、ついていくのが大変でした。なので感情移入はしづらかったかな・・と思います。

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印象に残ったのは、テムジン(反町隆史)と妻ボルテ(菊川怜)の幼なじみでもあるジャムカとの友情です。
小さい頃、生涯の友情を守るという誓いを交わしましたが、その後、部族間の戦争や、抗争の中に巻き込まれ、裏切られ、その後悲しい決断をくださなければならなくなりました・・・。

12世紀のモンゴルは、部族間の戦争が繰り返されていて、敗戦すれば男は殺され、女は略奪されるという時代でした。
そんな中でチンギス・ハーンは、自分が蒼き狼の血筋なのかどうかという苦悩を背負いながらも、様々な困難に立ち向かっていきます。
ですが、当時の女性は大変だったんだなーとつくづく感じてしまいました。

ところで、松山ケンイチくん、いつ出てくるのかなーと楽しみに(最近ファンかも?)していたのですが、出番が少ないじゃないかー(怒)。
涙を流しながら父に「一緒に戦いに連れて行ってくださ〜い」と頼んでるところなんか、あ〜こんなに頼んでるんだから連れてってあげてぇ〜と思って見ていました・・・(泣)

私にとってモンゴルは思い出の地(?)なので、死ぬまでに一度は行ってみたい国です!
ということでおしまい。



「蒼き狼 地果て海尽きるまで」オフィシャル・サイト
http://www.aoki-ookami.com/


出演:反町隆史/菊川怜/若村麻由美/袴田吉彦/松山ケンイチ/Ar
ニックネーム ポーク姫 at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画

2007年03月01日

武士の一分

ichibun1.jpg 「譲らない心。譲れない愛。人には命をかけてても守らなければならない一分がある。」

毒見役の三村新之丞は妻の加世と中間の徳平と平和な日々を送っていた。ある日、毒見の後、意識を失いその後視力を失ってしまった。武士の仕事を続けられなくなるため、妻の加世は上級武士に相談したが、だまされてしまう。
新之丞は武士の一分をかけて果たし合いを挑む・・・。



昨年会場まで行ったのに見る事の出来なかった「武士の一分」を、機会があったので鑑賞してきました。

ストーリーはある程度知っていましたが、意外な展開も特になく・・・、その通り進んでいきました。
でも私は結構良かったと思います^^

今回は得に、日本アカデミー賞助演男優賞を取った笹野高史さんを見ていました。
たくさんの映画やドラマに出演されている笹野さんですが、キャラがいいですよね。
最近見た映画を思い返してみても、これにも出てる〜、あれにも出てる〜という感じです。
武士の一分でも主人に仕える役でしたが、暗い状況にも笑いがあり、若い夫婦を思いやっている雰囲気が伝わってきました。

妻役の壇れいさんは、色っぽかったですね〜。CMの「キュプルンしよ」を見た時から我が家では既に話題になっていましたよ。
ichibun2.jpg
時代劇だけではありませんが、悪役って面白おかしいっす。特にベタな悪役は大好きです。
果たし合いの相手が目が見えないと分かると、隠れて後ろからエイッとやっちゃう所が大好きです。
ベタで卑怯な感じがね(笑)

今回は夫婦の愛に感動をしつつ鑑賞することができました。

私も毎日愛情込めて主人にご飯を作っていますが、果たして主人は私の料理の味が見分けられるのでしょうかね・・・不安です。



「武士の一分」オフィシャル・サイト
http://www.ichibun.jp/

出演:木村拓哉/壇れい/笹野高史/桃井かおり/坂東三津五郎/緒形拳
ニックネーム ポーク姫 at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画