2007年08月29日

私のちいさなピアニスト

mylittlepianist1.jpg「さよなら先生、ありがとう僕の先生」

20世紀を代表する名ピアニスト、ウラディミール・ホロヴィッツをこよなく愛する落ちこぼれのピアノ教師ジス。

彼女は近所に暮らす孤児キョンミンが「絶対音感」の持ち主であることを知る。

そこで彼をコンクールで優勝させて、ピアノ教師としての名声を獲得しようとするのだったが・・・。



最近思いました。私。
年齢と共に涙もろくなってきたぞ・・・。

この映画は号泣です。分かっていながらツボに入ってしまいます。
そしてまたピアノの音色が聞いてて心地よい。
心があらわれるようです。
私の汚い心を洗い流してくれるようです・・・(ザァ〜)

両親もいなくて、貧乏な少年が、ピアノの先生に母の面影を求めて、慕っていく様子が痛い程伝わってきて、涙なくしては見られない内容でした。

最初は、落ちこぼれのピアノ教師が、天才少年の力を借りてコンクールで優勝し、名声を得ようと企んでいました。

ですが、やがて厳しく、そして優しく指導していくうちに、師弟関係を越えて母と息子の様な強い絆で結ばれていくようになります。

mylittlepianist2.jpg
心にキズを持った者同士が、ピアノを通じて未来を切り開いていく内容は、とてもさわやかな印象をうけました。

ピアノが大好きな少年、キョンミンは、最初は全くしゃべりません。
ピアノ教室に来てはいたずらばかりしています。
でも固く強い意志が表情にあらわれていて、ドキッとさせられます。

気持ちを声に出さない少年が、「遊園地に行きたい」「先生は僕のだー!」と言うシーンなどは、キューンときてしまいました。

また、なんといってもピアノが上手でした。
ほんとに弾いてますよ!本人が。

劇中で流れる曲は、どれも耳慣れた曲で、本当に心地よく、癒されました。

また、ピアノの師弟関係だけのストーリーだけでなく、先生に恋するピザ屋の青年も、一人で笑いを誘っていて、いいスパイスになっていました。

ラストシーンで披露される演奏は必見です。
人を愛する深い思いを秘めた演奏が、ここまで感動的に心に染み渡るんだなと改めて思いました。
心を真っ白にして、素直に見てほしい映画です。



「私のちいさなピアニスト」オフィシャル・サイト
http://www.mylittlepianist.com


出演:オム・ジョンファ/シン・ウィジェ/パク・ヨンウ/ジュリアス=ジョンウォン・キム
ニックネーム ポーク姫 at 17:21| Comment(0) | TrackBack(1) | 韓国・アジア映画

2007年08月22日

デス・プルーフinグラインドハウス

deathproof1.jpg「ドレスコードは、スリルとスピード」

テキサスの田舎町。女性4人組の乗った車の背後に、顔に傷のある謎の中年男、スタントマン・マイクの影が忍びよる・・・。

デス・プルーフ(耐死仕様)を施した改造シボレーを乗り回すこの男は、次々と女を口説いては、凶器と化した愛車であの世へと送り込む連続殺人鬼だったのだ!

しかし、この映画のヒロインたちは、やわな普通の女とはわけが違う。
まるで復讐映画のヒロインのように、恐怖と死のドライブに真っ向から立ち向かうのだった・・・!



クエンティン・タランティーノ監督の映画です。
気持ちいろんな意味で覚悟して見に行ったのですが、もう・・・ぐったり!&びっくり!でした・・・。

監督本人の舞台挨拶から始まり、その後、監督も一緒に客席の真ん中から映画を鑑賞しました。
客席に手を振り、ファンサービスを怠らない監督に、好印象でした^^。

さて、映画ですが、前半は女性グループがドライブしながら、だらだら意味の無い会話をくり返すという時間が流れていました。

うーん。これは飽きてくるぞ・・と思ったら一転!
ものすごい衝撃的な事が起こりました。

「ひ、ひえ〜!!」

目を背けたくなると同時に、心臓がドキドキしました。
隣で観ていた友人が挙動不審状態(笑)

deathproof2.jpg
そして2度目の被害者登場。

殺人鬼スタントマン・マイク(カート・ラッセル)は、獲物を狙うのに、品定めをしてるんです。

遠くから写真を撮ったり、ターゲットに近づいて女性の足をペロリ。
これはもうただの変態ですよ。ヘンタイ。

1度目の衝撃的なトラウマがあるから、すでにもうドキドキ。
でもその後の展開がもう大爆笑。
監督の描く女性像はいつも強いですね・・・。

女の子たちの車と、ドクロマークのついた殺人鬼の車がカーチェイスするのですが、これが聞くところによると、CGなし。
なまの人間が車のボンネットに乗り、ものすごいスピードで走りまわっています。
これも一歩間違えたら、死にますよ。

でもラストは笑いと拍手で会場がつつまれていました。
B級映画はスゴかった。


「デス・プルーフ in グラインドハウス」オフィシャル・サイト
http://www.deathproof.jp


出演:カート・ラッセル/ゾーイ・ベル/ロザリオ・ドーソン/ヴァネッサ・フェルリト
ニックネーム ポーク姫 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(3) | 洋画

2007年08月20日

ヘアスプレー

hairspray1.jpg「ハマる!ハジケる!ハチキレる!?」


ダンスが大好きな主人公トレイシーは、おチビでおデブな高校生。

持ち前のパワフル&ポジティブなパフォーマンスで、憧れのダンス番組のレギュラーとなり、一躍スターダムに躍り出る。

そして、太った外見や肌の色で区別されることに素朴な疑問を感じたトレイシーは、「人は見た目ではない!」と、アメリカ全土に訴えようとする。


ミュージカル舞台で行っている「ヘアスプレー」の映画版です。
映画のほとんどが歌で表現されています。つまりミュージカル!です。

主人公のトレイシーは、笑顔がカワイくて身軽なオデブちゃん。
歌も踊りもお見事でした。いろいろな衣裳を着こなし、誰とでも仲良くなってしまいます。
パパもママも優しく、親友もいて、愛にあふれた生活を送っています。

そしてもう一人の主人公といえば、トレイシーの母親です。
おデブなトレイシーより、ひと回りも、ふた回りも大きなお母さんです。
なんとその素顔はジョン・トラヴォルタ。

これだけでも笑えるのに、見事なお母さんっぷりを見る事が出来ます。
ジョン・トラヴォルタの女装って・・・と思いますが、特殊メイクでかなりすごいことになっています。
でもこれが映画の笑いを誘って、とても良いポイントです^^

hairspray2.jpg

女性の仕草とか練習したんですかね。誰を見本にしたのでしょう・・(笑)

太った自分にコンプレックスを持っていましたが、娘トレイシーの幸せをいつも願い、娘に励まされ、夫に支えられて、自分らしく生きることを選びます。なんかいいですね^^;


ポジティブで自由なトレイシーに影響され、まわりの人々は勇気を持ち、社会をも変えて行く力になっていくのは、素直にすごいなと思えました。

楽しい音楽とダンスにのせて、見ている私たちも気分よくなってきます。
そして前向きに生きる力が湧いてくる様な作品でした。

家族みんなで鑑賞できる内容です。

「ヘアスプレー」オフィシャル・サイト
http://hairspray.gyao.jp/


出演:ジョン・トラヴォルタ/ニッキー・ブロンスキー/ミシェル・ファイファー/クリストファー・ウォーケン
ニックネーム ポーク姫 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

2007年08月11日

トランスフォーマー

transformers1.jpg「未知なる侵略は トランスフォーム<変身>から始まる!」

未知の惑星からの侵略者は、あらゆるテクノロジー機器に姿を変え、巧妙に人間社会に入り込んだ。

そして彼らは目的が近づくとロボット状の姿へトランスフォーム(変身)し、人類を襲撃した。

絶望的な危機を迎えた人類の僅かな希望は、サムという名の青年と、彼が偶然手にした1台の車だった・・・。




スティーブン・スピルバーグと、マイケル・ベイがコンビを組み、驚愕の映像革命で描いた映画です。
根気良くCGを作ったスタッフのみなさん、お疲れさまです!という感じです。

戦闘シーンあり、コメディありでもりだくさん!・・にしても2時間半は長過ぎます・・。飽きちゃいます。
私は女なので、機械ものにはそれ程テンションあがらずじまい。でも、男性なら絶対楽しめると思いますよ。
観るなら映画館の方が迫力あっていいと思います。

オープニングのカタールの戦いはすごかったです。最初のつかみはオッケーでした。
最初から派手な爆発しまくりです。

主人公サムが購入した黄色い車が変身するのは斬新で面白かったです。
黄色いから分かりやすいし。

途中、ある目的のために出て来たフーバーダムですが、ここは私も行った事があります。
ラスベガスを出発して、グランドキャニオンに向かう途中、立ち寄りました。
とにかく大きく、迫力がありました。
ここなら何か隠しておいてもバレない・・・のかな?

transformers1.jpg

また、最後の街中での戦闘シーンはすごかったです。迫力がありました。
なぜあんな人の多いところで・・・とつっこみたくなりますが、ビルが破壊される様子がさらに臨場感をアップさせているのでしょう。

まあCGの出来映えにびっくりの内容でした。



「トランスフォーマー」オフィシャル・サイト
http://www.transformers-movie.jp


出演:シャイア・ラブーフ/ミーガン・フォックス/ジョシュ・デュアメル/ジョン・ヴォイト
ニックネーム ポーク姫 at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画

2007年08月09日

プロヴァンスの贈りもの

provance1.jpg「運命の休暇をあなたにー。最高の恋とワインを添えて。」


少年マックスは、毎年夏になると、南フランスのプロヴァンスでワイン造りをしているヘンリーおじさんのもとを訪れ、楽しいバカンスを過ごしていた。

やがて時が経ち、マックスはロンドンの金融界で豪腕トレーダーとして多忙な日々を送っていた。
そんな彼にある日、10年も疎遠にしていたおじさんが亡くなったとの知らせが届いた。
遺産相続者となっていたマックスだったが、すべて売却するつもりでプロヴァンスへ向かう。

しかし、滞在を重ねるうちに楽しかった幼い日の記憶が次々とよみがえり、マックスの心は揺れる。
また、地元のレストランをきりもりするファニーと出逢い、情熱的に惹かれ合っていく・・・。




もう、南仏のプロヴァンスが舞台というだけで、おしゃれ!素敵!ロマンチック!と、思ってしまう安易な私です。
実際、ぶどう園とシャトー、そしてその地方の風景がとてもおしゃれでした。

ラブストーリーというジャンルではありますが、内容的には、主人公マックスの人生の岐路について(お金か、愛か、人生か)描いた映画だと思いました。

マックス(ラッセル・クロウ)がレストランに勤める女性ファニーにアプローチしていましたが、最初はつれない態度だったファニーが、あっさり恋に落ちていたのには、あれ?・・・いつの間に!という感じに思ってしまいました。

マックスはやり手ビジネスマンとして多忙な日々を送っていました。
忙しい毎日を送っていると、毎日のことに精一杯で、過去の少年時代のことや、夢なんて、思い出す暇もありません。

provance2.jpg
でも、ヘンリーおじさんが亡くなり、相続と売却手続きのために、プロヴァンスを訪れたことによって、彼の心のうちに変化が訪れます。

金融界で働いている時間と、プロヴァンスで流れる時間が、同じものとは思えません。
みなさんも、現実を離れて、遠い所へ旅をした時に感じる、時間の流れ方が違うなと思ったことはありませんか・・・。

しかも、マックスにとってプロヴァンスは子供の頃過ごした思い出の地です。
昔懐かしい場所にくると、風のぬくもり、土地の匂い、ワインの味が次々と思いおこされ、心は満たされていきます。
そして人生を見つめ直していきます。

映画の最中に、マックスの子供時代と、ヘンリーおじさんの会話のやり取りがたくさん出てきますが、微笑ましい祖父と孫の光景が印象に残りました。

あと思ったのは、ワインを飲むシーンが多い。食事の席ではみなさん水のようにワインを飲みます。
作業の休憩中にワイン1杯、食事にもワイン、くつろぎ中にもワインといったところでしょうか。
ウラヤマシイ。

物語が淡々とすぎていくので、情熱的な愛とかは伝わってきませんが、このプロヴァンス地方の雰囲気に酔ってみるにはいいかもしれません。



「プロヴァンスの贈りもの」オフィシャル・サイト
http://www.provence-movie.jp


出演:ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー/マリオン・コティヤール/トム・ホランダー/フレディ・ハイモア
ニックネーム ポーク姫 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画