「これが、裁判。」就職活動中の金子撤平(加瀬亮)は、面接へ向かう途中、満員電車で痴漢に間違われて、現行犯逮捕されてしまった。容疑を否認したが、警察に勾留され、起訴されてしまう。
撤平の弁護にあたったのは、ベテラン弁護士、荒川(役所広司)と新米弁護士、須藤(瀬戸朝香)だった。撤平の母(もたいまさこ)や友人(山本耕史)も無罪を信じて協力するが、裁判になった場合、有罪率は99.9%と言われているが・・・。
周防正行監督の11年ぶりの映画です。
今回のテーマは「裁判」。その中でも「痴漢冤罪事件」を取り上げています。
上映時間が143分と長いなーと思いましたが、案外あっさり見てしまいました。
中でも裁判のシーンがほとんどを占めていたんではないでしょうか。
特にBGMもなく、淡々と過ぎて行く感じが印象的でした。
私は女性ですから、普段女性の立場から痴漢は許せない!と強く思います。
実際に痴漢に何度かあったことがあって、とても嫌な思いをしました。
ただし冤罪となると話は違います。
こっちは主人公に感情移入してるから、やっていない事は分かっているし・・・
刑事や検察官に、何で分かってくれないんだよーってやきもきしながら見ていました。
しかも主人公の青年は加瀬亮さんでしたが、地味でヘタレな感じが出ていて、役にいい感じで合っていましたね。

起訴されたら99.9%有罪判決が出るという数字には、ただびっくりでした。
これが日本の裁判という現実だそうです。
だから起訴される前に罪を認めて示談すれば、留置されることもなく、普段の生活に戻れるぞという弁護士のススメ?にはショックでした。
知らない所で真犯人がのほほんと生活していると思うと頭にきますね。
普段の生活では裁判なんて遠い世界の話だから分かりませんが、事件なんて突然ふってわいてくるものですよね。たいていの人間が事件に関して素人です。だから頼れるのは弁護士さんだけなのです。
こういう時、頼れる弁護士さんと出合えればいいなあと思いました・・・
今回この映画では、留置場とか、バスで護送される様子とか、検事の取り調べなどの流れが生々しく描かれているなと思いました。
あとはとにかくラストでショックを受け、そうか・・・と思いながら会場を後にしました。
「それでもボクはやってない」オフィシャル・サイト
http://www.soreboku.jp
出演:加瀬亮/瀬戸朝香/山本耕史/もたいまさこ/役所広司

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