女たち、流した血から、花咲かす。10代の頃、分かり合えずに反発していた母を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、やがて15歳のひとり娘を持つ母となった。
そんなある日、死んだはずの母親を見たとの知らせを聞いた彼女は、孤独な少女のように母の愛を求める。
朝の9時30分から映画館で見る様な内容ではなかったと思いますが、なかなか良かったと思います。
まだ私は寝ぼけてたのですが、ペネロペ・クルスのド派手なメイクにハッと目が覚めました(笑)。
でも、メイクだけではない、女性としての華やかさは、他の方と一線違うオーラを放っていたような印象を受けました。
また、しょーもない男性陣に振り回されても、その後、自分の足で自立して一生懸命生きて行かなくてはという強い意志が感じられました。
ライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と、15歳になる娘のパウラと暮らしていました。
ある日、彼女の留守中に、関係を迫って来た父親を娘のパウラが刺し殺してしまいます。
もちろん娘を守るために、ライムンダは夫の死体処理に走ります。

この手のサスペンスは好きかも、と思って見ていましたが、それだけではなく、ストーリーに出演する女性たちが複雑にからみあって、ひとつの物語になっていたのでした。
なので、死体をどうするかという問題は、さらっと隣人に手伝って頂き、娘と生活していくために、必死に生きて行く姿がたくましかったです。
しかも、死んだはずの母親を見たという噂まで耳にするようになります。
ライムンダは娘パウラの前では、強くたくましい母親の顔をみせ、かつて仲たがいした自分の母親には、自分の心にしまっているつらい思いを胸に、心の内を見せます。
レストランで行われたパーティ(打ち上げ)で、ライムンダがボルベールという歌を熱唱したシーンはとても印象に残りました。
まあ、実際は口パクだとしても・・・、涙しながら<帰郷>を熱唱し、それを陰で母親がそっと涙しながら見守るシーンは、美しくも切なく、心に残っています。
これを機会に、アルモドバル監督の、「オール・アバウト・マイ・マザー」と「トーク・トゥ・ハー」も見てみようと思いました。
「ボルベール<帰郷>」オフィシャル・サイト
http://volver.gyao.jp
出演:ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ/ロラ・ドゥエニャス/ブランカ・ポルティージョ

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