2007年08月09日

プロヴァンスの贈りもの

provance1.jpg「運命の休暇をあなたにー。最高の恋とワインを添えて。」


少年マックスは、毎年夏になると、南フランスのプロヴァンスでワイン造りをしているヘンリーおじさんのもとを訪れ、楽しいバカンスを過ごしていた。

やがて時が経ち、マックスはロンドンの金融界で豪腕トレーダーとして多忙な日々を送っていた。
そんな彼にある日、10年も疎遠にしていたおじさんが亡くなったとの知らせが届いた。
遺産相続者となっていたマックスだったが、すべて売却するつもりでプロヴァンスへ向かう。

しかし、滞在を重ねるうちに楽しかった幼い日の記憶が次々とよみがえり、マックスの心は揺れる。
また、地元のレストランをきりもりするファニーと出逢い、情熱的に惹かれ合っていく・・・。




もう、南仏のプロヴァンスが舞台というだけで、おしゃれ!素敵!ロマンチック!と、思ってしまう安易な私です。
実際、ぶどう園とシャトー、そしてその地方の風景がとてもおしゃれでした。

ラブストーリーというジャンルではありますが、内容的には、主人公マックスの人生の岐路について(お金か、愛か、人生か)描いた映画だと思いました。

マックス(ラッセル・クロウ)がレストランに勤める女性ファニーにアプローチしていましたが、最初はつれない態度だったファニーが、あっさり恋に落ちていたのには、あれ?・・・いつの間に!という感じに思ってしまいました。

マックスはやり手ビジネスマンとして多忙な日々を送っていました。
忙しい毎日を送っていると、毎日のことに精一杯で、過去の少年時代のことや、夢なんて、思い出す暇もありません。

provance2.jpg
でも、ヘンリーおじさんが亡くなり、相続と売却手続きのために、プロヴァンスを訪れたことによって、彼の心のうちに変化が訪れます。

金融界で働いている時間と、プロヴァンスで流れる時間が、同じものとは思えません。
みなさんも、現実を離れて、遠い所へ旅をした時に感じる、時間の流れ方が違うなと思ったことはありませんか・・・。

しかも、マックスにとってプロヴァンスは子供の頃過ごした思い出の地です。
昔懐かしい場所にくると、風のぬくもり、土地の匂い、ワインの味が次々と思いおこされ、心は満たされていきます。
そして人生を見つめ直していきます。

映画の最中に、マックスの子供時代と、ヘンリーおじさんの会話のやり取りがたくさん出てきますが、微笑ましい祖父と孫の光景が印象に残りました。

あと思ったのは、ワインを飲むシーンが多い。食事の席ではみなさん水のようにワインを飲みます。
作業の休憩中にワイン1杯、食事にもワイン、くつろぎ中にもワインといったところでしょうか。
ウラヤマシイ。

物語が淡々とすぎていくので、情熱的な愛とかは伝わってきませんが、このプロヴァンス地方の雰囲気に酔ってみるにはいいかもしれません。



「プロヴァンスの贈りもの」オフィシャル・サイト
http://www.provence-movie.jp


出演:ラッセル・クロウ/アルバート・フィニー/マリオン・コティヤール/トム・ホランダー/フレディ・ハイモア
ニックネーム ポーク姫 at 16:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画
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