「男って、いくつになっても・・・」若い頃数々の浮き名を流した俳優のモーリスも、もはや70歳代。最近まわってくるのは脇役ばかり。
そんなある日、友人イアンの姪ジェシーを見てときめいた。
無作法で下品であっても彼女の若さに残りの人生を充実させてくれる生きがいを感じ、ジェシーにあらゆる手を尽くしてアプローチするのだったが・・・。
なんとも不思議な映画。
簡単に言えばエロじいちゃんが若い女性にアプローチする映画でしたが、イギリス風というだけあって、ユニークな老人たちが演じるだけでなんともオシャレに感じてしまうから不思議です。
年をとって、ときめいたり、新たに生き甲斐なんて見つかるもんじゃないと思います。それを考えると素晴らしい事だと思う。
ただ、女性の視点からすると、主人公モーリス(ピーター・オトゥール)は自由すぎるよ。あんたは。と言いたくなります。
奥さんと子供を捨てて行っちゃうんだから。
でもそれは過去の話しで、年を重ねた今、かつての奥さんの所に時々遊びに行ってご飯を食べています。
姪っ子ジェシーも、モーリスを金づるとしか見ていないのがすごい。遊びたい年頃だから、必要なお金はモーリスからもらう・・・というすごい展開になっています。
モーリスも俳優の仕事を行っていますが、最近は手術室で命尽きるおじいちゃん役ばかりなので、収入も少しだけ。
確かにモーリス役のピーター・オトゥールさんは、私がヴィーナスの前の日に見た「スターダスト」でも死に行く王様の役を演じていました。ま、これは関係ないけど。

ジェシーも最初はモーリスを利用していましたが、ある事件があって、徐々に変わっていきます。
最初はがさつで下品な彼女も、徐々に可愛く見えてくるから不思議です。
年をとってから、気の合う仲間達とお茶する時間を持てるのはうらやましいですね。
3人仲良くお茶しているのが印象的でした。
でも、モーリスと友人イアンが姪っ子ジェシーのことでケンカをして、新聞でたたき合っているシーンは笑えました。
丸めた新聞でイアンの頭をバコッって叩いてるんだもの。
恋する若いジェシーを「ヴィーナス」と呼び、ひたすら愛をささげ、彼女に尽くす彼の生き様を見ました・・・。
まさにこの映画の「男っていくつになっても・・・・」というコピーがぴったりでした。
名優ピーター・オトゥールの喜怒哀楽が楽しめる映画でした。
「ヴィーナス」オフィシャル・サイト
http://www.venus-cinema.com
出演:ピーター・オトゥール/レスリー・フィリップス/ジョディ・ウィッテカー










![Powered by 269g[ブログ・ジー]](http://269g.jp/img/269g.gif)